野本 浩幸さん
北相木森水舎 代表
沖縄県出身。2017年に移住。林業未経験から木曽の林業大学校卒業後に北相木森水舎を起業。跡を継いだ長野市にある“のもと酒店”の経営も行う。5人家族+妻の両親。
北相木森水舎 代表
沖縄県出身。2017年に移住。林業未経験から木曽の林業大学校卒業後に北相木森水舎を起業。跡を継いだ長野市にある“のもと酒店”の経営も行う。5人家族+妻の両親。
沖縄発いろいろ経由北相木着
もともとはまったく別の仕事をしていました。結婚を機に長野県に来ることになった際、義母からの突然なる「林業への誘い」で林業への道が始まりました。その後“生活するなら日本一のカラマツのもとで”と北相木村へ移住しました。
北相木村で育む会社と家族
妻の実家の酒屋も手伝い始めましたが、コロナ禍で予定を早めて国の補助金を使い起業しました。会社は妻にも手伝ってもらい、従業員も雇っています。林業事業体の会社が村には無かったため、仕事はたくさん頂く一方で、追いついていない現状が少し残念なところです。
北相木村はこれまで住んだ中で一番好きな場所です。冬は寒いですが、とにかく人が温かいです。自然に囲まれて遊べて、草花と触れ合え、子どもを育てるのには最適な環境です。
これから
義父母が移住してきたり、子どもが生まれたりと家族が増えました。大家族で楽しく生活したいです。
全国的に一次産業は生きる基盤ともなっているので、もっと大切にされるべきだと考えています。全国の一次産業地域をサポートしていけるよう規模を広げていきます。
「北相木森水舎」
北相木村唯一の林業事業体です。「舎」は尊敬する大町の会社さんに倣い、「北相木」の名は個人の会社ではなく、村に根差した会社にしたいという思いで掲げました。「森」はカラマツの森、「水」は千曲川の源流であるという意味のほかに酒の意味も込めています。いつか北相木村発の日本酒が作れればというのがひそかな夢です。会社のマークには大好きなカラマツの新緑カラーが使われています。
北相木村のおすすめスポットは?
県道を北相木村に向かって進む道からの景色が大好きです。特にカラマツの新緑の季節や冬のオリオン座が正面に見える頃が気に入っています。自分が持つカラマツの山ももちろん大好きです。