糸永 允英さん
菊農家(元 山村留学・指導員)
1987年に神奈川県から山村留学の教員として移住。退職後は菊農家。
菊農家(元 山村留学・指導員)
1987年に神奈川県から山村留学の教員として移住。退職後は菊農家。
ゆっくり療養…
学生時代は趣味の山登りでよく八ヶ岳に来ていました。
そのため療養を兼ねて、移住しようと考えたのが南佐久でした。仕事仲間から、山村留学の話を聞いて興味を持ち、北相木村に来ました。村の担当者から、「ぜひ来てほしい」と勧められて、慌てて移住を決めました。
山村留学が発足して2年目だったので、まだまだ村民の方々も、山村留学の子どもたちも、受け入れ農家も、みんな初めてのことばかりで大変でした。
ゆっくり療養…
学生時代は趣味の山登りでよく八ヶ岳に来ていました。
そのため療養を兼ねて、移住しようと考えたのが南佐久でした。仕事仲間から、山村留学の話を聞いて興味を持ち、北相木村に来ました。村の担当者から、「ぜひ来てほしい」と勧められて、慌てて移住を決めました。
山村留学が発足して2年目だったので、まだまだ村民の方々も、山村留学の子どもたちも、受け入れ農家も、みんな初めてのことばかりで大変でした。
菊農家として
5年勤めた山村留学の仕事を退職して、村内で夫婦でできる仕事として花き農家を始めることにしました。鍬もトラクターもすべてが初めてのことばかり。たくさんの村民の方々が手助けをしてくださり、今に至ります。
移住して30年が過ぎ、療養目的だった病気もいつの間にか治りました。今、やっと鳥の声やカラマツの緑の輝きをゆっくり楽しむ時間が持てるようになりました。
北相木村のおすすめスポットは?
朝一番、御座山に朝日が当たり、夕方、カーテンを閉めながら御座山をしまいます。御座山は北相木村にとって、なくてはならない山です。山頂から見る村内は、御座山にあたたかく、しっかり包まれています。子どもたちと登山中に見たしゃくなげの花は本当にきれいです。寒中には、加和志湖に親子で天然のスケートリンクを作り、スケートをみんなで楽しみました。特に毎晩親子で練習する加和志湖の星空は、銀河に包まれた最高のスケート場でした。さらに、寒さの厳しい日のダイヤモンドダストの輝きは、特別にきれいです。
最近は菊の作付けを控え、野菜や豆作りに挑戦しています。育った野菜を友人や子どもたちに送るのが楽しみになっています。〝花の色がとてもきれい〟〝 野菜が甘くておいしい〟等々のうれしい返事が届きます。これからも穏やかな生活を送れるように、夫婦で〝のんき、こんき、げんき〟に生活していきたいと思っています。